暁のヨナ 第120話「とどけ」感想と考察 ハクとスウォン どれだけ読者を興奮させたら気が済むんだ
お読みいただきありがとうございます。
作者の草凪みずほ先生に心からの敬意を込めて…
暁のヨナ を語ります
できるだけ更新がんばります!
退屈しのぎにお寄り頂けますと嬉しいです😊
久しぶりの更新になってしまいました
最新話までの飢えしのぎもこのブログの目的だと思ってるんですけど、叶えられてないかもしれません😭 ←いや誰も期待してないからー
更新頻度上げれるように今後も頑張っていきたいと思いまーす💁 ←いや誰も待ってないからー
さて本日はいよいよ来ましたッッッ
斉国砦編の一番の盛り上がりの回でございます
そう、ハクとスウォン抜きには語れない回ですね
この二人の関係性はずっと亀裂が入ったままで、この21巻でもなお、大きく変化があるわけではないわけですが…
でもそれほどに修復が難しいからこそ、なんかリアルで面白さが増しますね
特に16巻でのハクの激ギレを見せつけられてる我々読者からすると、この二人が会ってしまうのって、もーハラハラ、嫌な予感しかしないーーー😱と思わせられるじゃないですかっ
でもまさかのね…まさかのっっっっ
っていうので、この回はもー興奮がMAXになってしまうという…
草凪先生の術中にハマりまくるオレ
暁のヨナを代表する名シーンじゃないでしょうかっっっ
いってみよーーーー
⚠️以下ネタバレ含みます。本編の内容全てに触れているわけではありませんので、漫画本編をお読みの上、退屈しのぎにご覧ください。⚠️
この回は漫画マストですよーくぅ〜〜〜〜 ←
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兵士「侵入者 動くな!! 放て!!」
え、動かなくても放つんやないかーーーい
クシビの砦ではリリ様が処刑されそうな超絶ピンチだというのに、助け出そうとするスウォン陛下御一行は敵の兵士に囲まれ、弓矢の的となってしまいます。
ジュド「陛下 お下がり下さい!!」
ジュンギ「ラマル 私の弓をここへ」
矢の嵐が放たれますが、スウォン御一行はさすがめっちゃ冷静
ジュドとグンテが放たれた矢を全て斬り落とします。
地味に凄技炸裂させてますね
スウォンは剣さえ抜かない余裕ぶり
スウォン「グンテ将軍はリリ様を ムンドク長老は捕らわれている方達をお願いします テウ将軍は上を」
上から矢で狙われている圧倒的不利な状況で冷静に指示出せるのほんとカッコイイわーーーーー💖
テウは返事こそしませんが、指示に従って動こうとします。
でもその時すでにヘンデは高くそびえる砦の壁の上にいる兵士たちめがけて、壁を駆け上っています。
壁は地面に対して垂直に建ってるじゃないですかー
だからこの壁の上にいる兵士たちからはよっぽど下を覗き込まないとヘンデが登ってくるの見えなかったと思われます。
垂直の壁を登るのは、たとえハシゴがかかっていても相当大変です。
ヘンデの身体能力がいかなるものか、よくわかるシーンですね
そしてここで一瞬、スウォンがヨナを気にかけています。
"捕らわれている人達の荷の中にあの簪があった ヨナも奴隷としてここに…?"
心配しておられますな、陛下
一方のハクは次々と兵士を倒しまくってます
ハク「白蛇 タレ目とゼノの気配は!?」
ここにはいないというキジャの返答に、ヨナの消息がますます気にかかるハクですが…
ハク"大丈夫だ あいつらに任せておけば"
以前のハクだったら居ても立っても居られなかったでしょう。
"俺から離れないでください"的なことをよくヨナに言ってました。
仲間を信頼するハクがまたカッコイイですね。
そして敵の槍を奪ってリリ救出へ向かうハク…
はい、余裕振りまいてます✨✨
文句なーーーし、ただただカッコイイっす💖
漫画ご覧くださいねー💁
多方面からやられまくりのクシビはイラつきが治りません。
クシビ「たかが数人…なぜ殺せん」
そりゃーそうだよネww
クシビの兵が弱すぎるんじゃなくて高華国メンツが強すぎるwww
でも相手が想像以上に強く、自分が劣勢になった時に退く判断をせずにその場に偉そうに座り続けるクシビは能なしかもしれません…
クシビ「こちらには人質が山程いる 見せしめに一人ずつ殺せ!!」
この一言で、リリ様以外の人質も処刑台に上げられます。
"いやだ""死にたくない"と叫ぶ人質たちを目にしたリリ様、両腕を縛られているにも関わらず、体当たりで兵士を処刑台から突き落とします。
処刑台相当高さがあるんですよねーここから落ちたら重症レベルでしょう…
リリ「大人しく死ぬわけにはいかなくなった!」
やーーーーーっとリリ様が本気出し始めました👏✨✨
クシビに怒りを感じているものの、なんだか死を受け入れてしまっているようなムードだったリリ様。
やる気スイッチ入りましたっっっ👏
リリ「あんた達 何ボケっとしてんの! 死にたくないなら 闘え!!」
リリ様、強い
決して力は強くないけど、気持ちが強いんですよね、この人は。
殺されそうな時にこういう言葉を叫べる人ってなかなかいないでしょう…だってこの状況で闘っても負ける可能性の方が大きいのは誰でもわかるじゃないですかww
でもどっちみち殺されるなら抵抗して、やるだけの事やらなきゃって心が強い。
そしてこのリリ様の言葉は人質になっている人達に響いている様子
リリ様、兵士に蹴り倒され、そのまま処刑台に引きずられます
"気のせいかな…テトラやお父様の声が聞こえる気がする まさかね テトラはともかくお父様がこんな所に来るわけがない…"
死に際の娘にいまいち突き放されるジュンギのオッサン
かなしーーー
目開いて叫んで心配してますけどね、ジュンギww
ジュンギはイルと違ってコミュ障ってわけじゃなさそうですけど、自分の思ってることをたやすく口にするタイプではなさそうですからね
コミュニケーション不足なんでしょう、この親子は
あっという間に首に縄をかけられてしまうリリ様
そのリリの様子を、砦に向かっているヨナとジェハが目にします。
ジェハの背中で動揺しまくるヨナ、
"やめて 誰か リリを助けて"
スウォンたちもリリのピンチを目にします。
ラマル「間に合わない…!」
あ、ラマルって水の部族の隊長です ←
その時スウォンの目に入ったのは、ジュンギが握る弓矢
スウォン「ジュンギ将軍 お借りします」
ジュンギ「陛下 何を…」
無言で駆け出すスウォン
ジュド「まさか陛下 弓で…! ここからは届きません 届いたとしても…」
リリ様の処刑台方向に向かって無言で弓矢を構えるスウォン
"ギリギリ届く"
"ただ問題は 受けとめないと"
"誰かが 誰かーーーー…"
瞬間的に処刑台から目を離すと、倒れ込む兵士の後ろからハクの姿が
そして目が合ったその一瞬で、互いの意図を理解するスウォンとハク
クシビ「吊るせえええええ!!」
クシビの声が上がったその瞬間に、ハクは手にしていた槍をその場に投げ捨て、リリの処刑台へ向かって全力で走り出します。
そしてスウォンが放った矢は大きくうねりながら、リリの吊るされている縄を切断
地面へ落下するリリをスライディングしまくってハクが見事にキャッチ
もうきっと心で交わることがないと思われた二人の、ハクとスウォンの鮮やかな奇跡✨✨✨
いやーー、これには大興奮ッッッ
みーーーーんなそうでしょう
草凪先生の演出力、アッパレですねまじで
スウォンは自分の弓矢だけじゃリリを無事に救う事ができず、もう一人誰かの手が必要なことを悟ります。
でも自分がどう動こうとしていて、何をしてほしいのか言葉で説明する時間はない。
落下するリリを、距離の離れたリリを、受け止められる能力を持ち、尚且つ言葉なしに自分の行動を理解してくれる人間
ジュドもスウォンの行動を理解していましたし、リリを受け止める必要があることもわかっていました。
でもスウォンが選ぶのは、それができると確信できる人物はただ一人、ハクだったわけです。
だからまっすぐにハクに目線をやっています。
ハクはハクで、弓矢を構えたスウォンと目があっただけで、スウォンが何をするのか、自分はどう動くべきなのか、全て一瞬で理解しました。
たとえハクでも、相手が誰でも同じ事ができたかといったらそうではないでしょう。
スウォンだからできたのです。
小さい頃からスウォンが何を考え、どう行動する男か、身近で見てきたからこそ言葉で説明がなくても…彼の姿を見ただけで全てを理解できるわけです。
どんなに憎んでいても
どんなに切り捨てようと心に決めても
いざとなればその強い気持ちさえ置き去りにできるほどに深く刻まれた互いへの理解
どんだけかっけぇのよ
もー興奮治んないよ
ハクとスウォンの個々の能力の高さも、このシーンからよくわかりますね。
スウォンの武力がどれほどかは未知ですが、超絶難易度高いターゲットを射抜けるほどの弓矢の能力。
しかも周りになんと言われようと"ギリギリ届く"と自分の力を信じられるところもやっぱカッコイイ
ハクの捨て身のスライディングも…カッコ良すぎやしませんか
この二人の救出劇に誰もが息を飲み、その場の時は一瞬止まります。
その場にいる誰もが、ハクとスウォンに見とれたはずなのに
二人は互いを讃えることもなく…目を合わせることすらなく…
ただうつむいています
ヨナも遠くから二人の救出劇を目の当たりにし、目に涙を浮かべて放心しています。
リリ様が無事に助けられ、この回終了です
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