高華国へ旅行中 暁のヨナ

高華国へ旅行中 暁のヨナブログ

暁のヨナをひたすら語ります。

暁のヨナ 第104話「どこにも着かない小舟」ネタバレ感想と考察 孤独に生きる二人の愛 泣けます

 

 

 

お読みいただきありがとうございます。
  
 

 

 


作者の草凪みずほ先生に心からの敬意を込めて…

 

 

 

 

暁のヨナ を語ります 

 

  

 

今月は毎日厳しいかもしれませんが…できるだけ更新します!

退屈しのぎにお寄り頂けますと嬉しいです😊

 

 

さー本日もゼノ回でございます

 

何度も言ってるんですけどね、ゼノくんが好きでして…

初めから好きとかではなくて、じわじわ好きになったんです

 

カワイイとかイケメンとかに惹かれないオレは、暁のヨナのキャラって意味不明に極悪みたいな人がいないので基本全員好きなんですけど…

よ・く・ば・り💖

 

なぜ特にゼノを好きになったのかは気が向いたら書きます

誰も興味ないでしょうがwww

 

あとこのあたりのゼノ回はアニメ化(OVA化)されてます

 

草凪先生のツイッター見てると、アニメの画でいろんなグッズが発売されたり、コラボしたりしてるみたいなので…

そろそろアニメ化第2弾来るんじゃないかと勝手に期待してるのですが(((o(*゚▽゚*)o))) 

アニメ、来い 来いッ 来いッッ 来いッッッ

 

 

最新話と35巻発売の20日まであと少し、今日も飢えしのぎまっせ

 

いってみよー

 

 

 

⚠️以下ネタバレ多く含みます。

本編の内容全てに触れているわけではありませんので、漫画本編をお読みの上、退屈しのぎにご覧ください⚠️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グエン、シュテン、アビが亡くなり、一人残されたゼノ

 

あまりに姿が変わらず、城では気味悪く思われ始めます。

 

その頃城を出る決意をし、訪ね所もなく彷徨い歩くゼノですが、四龍の気配だけは変わらず感じています。

訪ねたい場所がないってキツイですね

地球の歩き方"ならぬ"高華国の歩き方"あればいいのに ←

 

その気配を辿ると、白龍の手を持った子供の姿

 

でもそれはもちろんグエンではなく…

 

ゼノ"バカだ もう誰もいないのに 今頃後悔なんて"

 

"俺んとこ来い"と声をかけてくれたかつての白龍、グエンの言葉を思い出し、会いに行かなかった自分に後悔の念を抱え涙します。

 

そして孤独からの絶望により、彷徨い歩くうちに倒れてしまいます

 

 

目を覚ますと、ドアを雑に壊しながら入ってくる女の子の姿

 

カヤ「起きた?待ってて、今ご飯あげるから 

私カヤ あなたそこで行き倒れてたんだよ」

壊したドアどーすんだww 

カヤさん、だいぶ雑そうですww

 

ゼノの服を洗濯して着替えさせてくれていたカヤですが、ゼノの顔色が変わるのに気づきます。

 

カヤ「どうしたの?」

 

ゼノ「…かざり… 俺の首飾りどこだ!?」

 

"これのこと?"と首飾りを触るカヤの手から取り上げて、震えるゼノ

 

カヤ「あの…ごめんね 勝手に 盗ろうとしたんじゃないよ」

 

ご飯を食べるように勧めるカヤですが、ゼノはそれに答えません

 

カヤ「食べなかったら死んじゃうよ?」

 

ゼノ「死にたい」

 

大好きな人たちに先立たれるばかりの人生…孤独からくる辛さしか心に残っていないのですね…

 

 

その夜、カヤが咳き込む声でゼノは目を覚まします。

 

咳き込みながら血を吐いて倒れるカヤ

 

ゼノ「おい…どうした!?」

 

カヤあ…起こしちゃったね 大丈夫…いつもの事 私…病気で他の人に感染らないように一人で暮らしてるの」

カヤも孤独に生きる人なのですね。

この隔離生活が長いのでしょうか、それとも自分の病気の運命を受け入れているのでしょうか…カヤにはあまり悲壮感がないように感じられます。

 

 

倒れているカヤを無言でお姫様抱っこし、寝床へと運ぶゼノ

 

カヤ「さ…触んない方が」

 

ゼノ「俺は病気しねェから」

 

おぉーーーー✨✨ゼノの男気✨

新鮮だー新鮮だゾッッッ💖

 

と思ったらゼノカヤを抱っこしてよろけてしまいます

 

カヤ、思わず吹き出すwww🙊

 

ゼノ「今笑っちゃダメ…力抜ける…」

いや、笑うっしょww

 

カヤ「重い?」

 

ゼノ「ううん 俺が非力なの…」

 

この二人のやりとり、可愛くて癒されますww

 

カヤを寝床まで運び、横にさせます。

 

カヤ「あなた 名前は?」

 

ゼノはハッとした様子で、

 

ゼノ「え? ………ゼノ」

名前を何年も呼ばれていなかったゼノは自分の名前を忘れかけていたのでした。

 

カヤ「忘れそうになったら自分で自分の事名で呼ぶと良いよ カヤは独りだからたまにそうする」

このカヤの言葉は今でもゼノに大きく影響していますね…

ヨナたちと出会った今でも自分の事を"ゼノ"呼びしています。

 

常に独り残される人生…

愛する人たちを見送り続ける人生

ゼノにとっては耐え難い悲しみを植え付けた不死という黄龍の能力

 

そのせいか逆に腹減りたちのことを名前で呼ばないですね。

これは名前で呼び情を深くしてしまうと、失った時の悲しみが大きすぎて今度こそ立ち直れない…いうことなのかもしれません。

 

にしてもカヤも相当孤独な人生を歩んできた様子。 

ゼノも孤独のどん底を経験して生きてきました。

ゼノとカヤが自分の生い立ちやこれまでの経緯を話すことはないのですが、"孤独に生きてきた"というところは共通しているようです。

お互い具体的に話さなくてもなんとなく分かり合え、似たものを感じたのでしょう。

 

カヤ「久々に人と話せて楽しかった」

 

ゼノはその言葉を聞き、自分も同じ気持ちだと感じています。

 

今度は自分が看病するとカヤに話すゼノですが、そんなことしなくていいとやんわり断られてしまいます。

断られて少し悲しそうな表情を浮かべるゼノを見て、

 

カヤ「そんな顔しないでゼノ 本当は 話相手になってくれると嬉しい」

 

そこから二人での生活をスタートさせるゼノカヤ

 二人の微笑ましく楽しそうな生活の様子は漫画をチェケラッ

 

 

ですがそんな生活の中のある日、カヤがまた吐血します

 

カヤが寒くないように焼いた石を布で包んだお手製ホッカイロを渡すゼノ

 

このホッカイロ、漫画では描かれていないのですが、OVAだとホッカイロを作るゼノの様子が確か描写されていたと思います…

火で焼いている石をとるために、火の中に直接手を突っ込むという…

あぁ、不老不死だとこういうことできんのか的な… ←

てかトングみたいなものはないのだろうか

そこ自ら火傷しにいかなくても…すぐ治るしいっか的な…?

 

ゼノ「冷めたらまた作るから たくさん作るから あったかくして寝て」

 

カヤねぇゼノ 私…もうゼノにたくさん返して貰ったよ 十分だから もう 私の面倒みなくていいよ」

カヤは自分の病気がゼノに感染るのではないかという危惧と、薬代のために働くゼノに申し訳なさを感じてこう話します。

こういう事言っちゃうの、ハクに対するヨナと似てるww

 

ゼノ「…カヤは俺といるの嫌?…俺…カヤとずっと話してたい」

 

カヤ「でも私は…」

わかれよ、男心を フッ…  ←誰だよ

 

ゼノ「カヤとずっと一緒に居たい」

 

カヤ「ずっとは無理なの 私は…」

 

ゼノ「カヤ 俺と 結婚して下さい」

 

うぉおおおい💘

こうくるとは…告白するんだろうな的な流れですけど、ここで"求婚する"って文句なしのかっこよさ💖💖💖

 

カヤはおそらく自分の死期が近いことに気付いているのでしょう…

自分はもう長くないな…と

そんな自分に、しかも感染る可能性もある中で、これ以上ゼノと一緒にいていいはずがないと本気でゼノを遠ざけようとしたのでしょう

 

だけどまさかのゼノの"求婚=添い遂げたいという想い"を聞いて…

自分にこんな幸せが、人から愛される幸せがやってくるとは想像していなかったのでしょう

 

大粒の涙を流し、大泣きするカヤ

ゼノはその様子を見て、嬉しそうに微笑んでいます

切なすぎる😭

 

 

その夜…ゼノは一人外に出て天を仰ぎます

 

ゼノ「なぁ 龍神様 頼むよ 出て来てくれよ 

カヤを 助けてくれよ」

 

何度も何度も龍神に叫び、お願いするゼノですが…

 

その声が届くことはありませんでした

 

 

ある日のカヤはガリガリに痩せ、力なくゼノに呼びかけます

 

カヤ「ゼノ…ありがとう お空の上で また逢おうね」

 

ゼノの手に触れ、感謝の言葉を伝えるカヤ

その手には力がなく…そのまま息を引き取ります。

いやーキツイ😭涙でちゃうヨッッッ

 

最後のところ、息を引き取るカヤの様子は描かれておらず、カヤの手が白骨化した描写になっています。

初めて読んだ時は、"白骨化"の描写で"死"を表現したものと思いましたが…

白骨化するまでゼノはカヤの手を握り、離さなかったということだと今は理解しています。

OVAでもそういう描写になっていたかと思います…アニメだとよりリアルです

 

立ち上がれない程の、死にたい程の、孤独の辛さを経験したゼノが、カヤによってまた生きる楽しさ、人を愛する素晴らしさを見出しました。

ですがカヤの死によって、ゼノにはより一層の孤独と悲しみがやってきてしまった。

カヤを失ったショックから、長い時間そのままの状態から動けなくなるほどの…

大好きなカヤの側から離れたくなかったのもあるでしょうが…

 

人生で恐ろしいのは絶望することだと思います。

一人残される"孤独"から絶望を感じ続けるゼノ…

人々の羨望の対象であるはずの不老不死の能力がこのように過酷なものになるとは…考えてもみませんでした。

 

ゼノくんから学ぶことは本当に多いなと個人的に感じてこの回終了ですっ

 

 

 

最後までお読みくださりありがとうございます😊

 

 

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