お読みいただきありがとうございます。
作者の草凪みずほ先生に心からの敬意を込めて…
暁のヨナを語ります
できるだけ毎日更新…と申し上げたいのですが、最近叶っておりません😭
がんばりますよっっ、楽しみにしてくださってる方が万が一にでも一人でもいらっしゃいましたらすみませんっっ🙇
退屈しのぎにお寄り頂けますと嬉しいです😊
今日ね、長文でございます…
92話、盛りだくさんでして…
91話でハクとスウォンの意図せぬ邂逅があったわけですが、それに対するそれぞれの感情がこの回ではうまーーーく表現されています
というわけで、長いのでねw
前フリをタラタラ書くのやめときまーすwww
いってみよー
⚠️以下ネタバレ多く含みます。また現時点での最新204話までのストーリーを考慮した内容で展開していきます。本編をお読みの上、退屈しのぎにご覧ください⚠️
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南戒の船隊を沈め、ヒヨウが死んでから数日後
仙水駐屯兵団のラマル隊長からその後の街の様子を聞いているリリ様
リリはラマルに何も言いませんが、心の中では"あの出来事"を回想しています。
リリ"あの日… ヨナ達に 私は口を挟む隙さえ無かった
私の用心棒達は姿を消し 去り際にジュドがウォンを「陛下」と呼んでいた
あれがスウォン陛下 では赤い髪のあの子は…」
その後ヨナ達のところへ食料を持っていくリリ
ヨナに感謝され、まんざらでもない様子
ヨナ「それでねリリ、私達…」
リリ「あ ごめん 私、町でやる事が山積みなの」
"じゃっ"とその場を去っていきます
なんとなくヨナ達が町を去るのではないかと察したんでしょう。寂しくなるのが嫌で話を最後まで聞かずに去る素直じゃないリリ様
いつも通りでございまする
水の部族長の娘であるリリとあまり関わらない方がいいのでは?と問うユンに
ヨナ「リリは大丈夫 一緒に闘ってきたもの わかるの」
信頼関係がしっかり出来上がりましたねー
一方のハク
絶対安静で、テントで休んでいます。そこへキジャが食事を運んできます
食事をするハクですが、キジャの視線を感じ、
ハク「……何?」
キジャ「腕が不自由であろう 食べさせてやろうか」
えー💖
オレ食べさせてほしい あーーーーん💖💖💖 ←
傷だらけのキジャの顔に気づき、視線をやるハクに
キジャ「ああ… これは蚊に刺された 痒くてかなわん」
くるっと体制を変え、天幕を出て行くキジャ
ハクを止めに入った時の傷なのですが…キジャくん気遣いの塊ですね
そこへキジャに食事を持ってくるジェハの姿が
キジャ「…ハクに 次はもう止めないと 言おうと思ったのだ 結局何も言えなかったが あの男が 先王イルを殺したスウォンだったとは」
ジェハ「ハクの様子が尋常じゃなかったから何かあるとは思ったけど…僕は余計に引っかき回してしまったかな」
キジャ「そなたが守ろうとしたものもわかっている」
キジャとジェハ、ハクを思いやってのそれぞれの考え方なわけですが…
これに関しては正解はありませんね。
キジャは"ハクは心のままに、遂げたいことを遂げればいい、妨げはしない"スタンス。
ジェハは"事情はわからないけど、怒りのままに突っ走るハクは放っておけないし、なによりハクの体を気遣う"スタンス。
何の事情も知らない二人ですから、あの時にハクにとってベストな状況を考えて行動することは困難だったでしょう。
ただ、あの時のハクはあまりに怒りに身を任せすぎたというのが個人的な見解です。
そこがハクの魅力ではあるんですけどね
スウォンに肩を並べることを糧に生ききたハクにとって、また自身が想いを寄せるヨナの相手としてスウォンを認めたハクにとって、スウォンの裏切りに対する感情は抑えられない怒りとなって表されました。
だけどそれだけ憧れ、信頼し、意識した相手だからこそ、怒りに任せて殺せば全てがスッキリ片付くわけではないですよね。
むしろ自身の行動に一生苦しむことになったでしょう。(前記事で話した通りです)
だからジェハが止めに入ったことは結果すごく大きかったんです。
でもジェハ兄さん、ここではすごく複雑な顔をしています。
森で薪を拾っているヨナの前にハクの姿が…
ハク「もう暗くなります 天幕に戻って下さい」
肩を並べて歩く二人ですが、無言です
ヨナは"あの出来事でのハクの姿"を思い浮かべて悲しい表情を浮かべています
ヨナの手から薪を取り上げるハク
ヨナ「ダメ 腕の怪我、まだ全然治ってないんだから」
ハクから薪を取り返すヨナ
ハク「問題ありませんよ これしき」
ハクにまた薪を取り上げられます
そこでハクの手をぎゅっと握り、
ヨナ「ほら、握力がない」
あぁぁ、煽ってるぞ、それ煽ってるんだぞぉぉぉ(°_°)
わかってやってたら今流行り?の"あざと女子"みたいですねwww
でもね、あざと女子はよくないですよ、好かんわーオレは
ブリっ子してみたり、あざとく攻めてみたり、男をその気にさせた気になってんじゃねーよ、ナメんなと言いたい
"素の美しさ"を知ってほしいですね、お嬢様方には。
とくに飾らなくてもテクニックなんてなくても美しく感じられる人。
それがある上でのちょいあざとは効果的かもしれないですねww
あ、ヨナのこと"あざと女子"とは微塵も思いませんよ、誤解なきよう
ヨナの言葉を受け、ハク力を入れてヨナの手を握ります
ヨナ「痛い!!嘘でしょ、あんな怪我負ったのに
どんな筋肉してるの!?」
ハク、ふっと笑います
それを見てヨナの表情が一変
ヨナ "あ ハクが 笑った"
そして溢れる涙が止まらなくなるヨナ
「あれ?」と驚きながらも自身で涙が溢れてくる理由がわかっています
"ハクが 笑ってくれたぁ…"
ハクは一瞬驚いた顔でヨナを見ていますが…
ヨナ「ち 違うの 何か…ホッとして…
嫌だな…ハクには……弱い所ばかり…見せて…」
それを見て、軽く自分の胸にヨナを抱き寄せ、
ハク「…何も見ていませんよ」
"弱いところばかり見せて嫌だ"というヨナの言葉を受けてのハクのこの行動
ハクは"スウォンとの様々な出来事"がヨナを悲しませたと思ったかもしれません。
まさか自分が笑ったことで、ヨナが安堵の、喜びの涙を流しているとは…そこまで理解できている様子ではありません。
でもいい男ですね…
"弱い所"とヨナが言っているからそれ以上掘り下げない
傷の舐め合い、慰め合いも全くしない
抱き寄せて、"見ていない"と毅然とヨナに言うその気遣い
ヨナ"この人は……こんなになっても私を気遣ってしまう"
ヨナの方からハクにおもいっきり抱きつきます
ヨナ"どうか どうか神様 ハクの傷を とりのぞいて下さい"
ヨナはずーーーーっと、ハクに笑って欲しかったわけで
賭け射的の時からずーーーーーっと、ハクの笑顔のために頑張ってきたわけで
これ以上悲しみの顔は見たくないと、スウォンに対峙したハクを見て心から思ったことでしょう
ヨナ、神様にお願いしてるけど…
あんた元"龍神"て神様だよって教えてあげたい💁 ←
緋龍城に帰ってきたスウォン
ケイシュクに出迎えられてます
ケイシュク「水の部族の偵察のみとのお話でしたが随分お早いお戻りでしたね」
イヤミたれるケイシュクwww
「…何かあったのですか?」
スウォン「あ…水の部族の抗争に巻込まれてしまい…ムアさんとギョクさんが負傷を」
言わないね〜言わないんだね、真実を
ケイシュクに真実を言ったらソッコーでヨナとハクを暗殺にかかることが見えていますからね。
スウォン、どこまでもあの二人のことを守るのですね
ケイシュク「ですから護衛をもっと付けるべきだと申し上げたのに…!!」
"もーっ"とぷりぷり怒りながら医務官を呼びに行くケイシュクさんww
スウォン、ジュドにも医務官に診てもらうよう声をかけますが、
ジュド「…何故…何故あの時動かなかった…?」
「あの時あなたは凍りついたように動かなかった 何故剣を抜かなかった!?ああいう時は剣を抜いてください
それとも何か!?今更情に呑まれ あの男に命を捧げるおつもりだったのか!?五部族をまとめ上げ、他国の侵入からこの国を守らねばならぬこの時に!!
あなたには全てを捨てる覚悟があった その覚悟を信じて俺はあなたを選んだ
死ぬのならば全てを成し遂げて死んでください!!」
ジュドの言ってることはその通りです。
ケイシュクに真実を言わず、ハクを前に命の危機にあっても動かず、スウォンが"高華国の王"という立場より私情を優先しているように見えても無理はありません。
スウォンの側近のジュドからしたらそんな"揺らぐ王"に不安を感じるのはもっともなことです。
スウォン「……… …命を捨てても良いと…思った事などありません すみません あの時はなぜだか…体が動かなくて… 次は斬ります」
その言葉に固まるジュド
"斬ります=殺します"ですからね
かなりハッキリと"揺らぐな"とスウォンに伝えたわけですが、殺す意思を確かめたかったわけではないので…スウォンからそこまでの言葉が発せられたことに驚いた様子です。
スウォン、五部族会議を執り行うことにし、通達を出します。
暗い表情のスウォン。傍にいるグルファンに
「グルファン 遊んでおいで」
飛び立つグルファンを見ながら、遠い昔ヨナとハクと三人でグルファンが飛び立つのを眺めたことを脳裏に思い出すスウォンでこの回終了です
最後までお読みくださりありがとうございます😊
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